専務取締役
和田 力
働く人の幸せを形成出来る会社にしたいです
社員と関わるうえで大切にしていることを教えてください
高圧的にならないよう、客観的な考え方で接しています。つまり負の感情(怒り
憎しみ 悲しみ
諦めなど)を入れないよう常に意識して7割相手の話しを聴くことに集中しています。また誘導にはならないよう注意しています。自分の考えはあと回しにして、まずはどう思う?と問いかけます。こうすることで、相手も本音が言いやすくなります。
社員の育成についてどのように考えていますか
人を育てることは思った以上に難しいと痛感しています。人によってスキルや考え方などの差が有るわけですから。特に私たち世代は自分自身が人から指導を受けたということがほぼありません。「見て覚えろ」の時代ですから(笑)そういった所で、これまではその人が持っているスキルに頼ってしまっていたため、スキルが足りない人は難しい面がありました。そこで私としては乗務員さんのコミュニケーション能力を高めるため、おとなしい乗務員さんほど声を掛けるようにしています。「1人ではないよ」という気持ちも一緒に伝わると思いますので。それを続けることでこちらの意見も伝えやすくなり、結果的に距離が縮まりコミュニケーションが向上します。これが相手の成長はもちろん自分自身の成長にもなっています。まだまだな部分も多いのでどんどん改善していきたいです。
どのような社員さんが多いですか
みなさん仕事に対して前向きですね。特にリーダーは前向きで建設的な人が多いです。自分の担当である荷主さんに対しては基本NOを言いません。どうやったらできるか?から物事を考えて対応してくれています。例えば繁忙期の車両数変更(急な増車依頼)に対しても、スタッフの休日を上手くやりくりして、何とか荷主さんの要望に応える姿勢が常にあります。結果として荷主さんとの信頼関係を築けていると思います。乗務員さんは挨拶がきっちりできて協力的な乗務員さんが多いです。いつも笑顔で楽しそうに仕事をしてくれる人が多いのでこちらまで嬉しくなります。
会社としての今後の目標とどのような会社にしたいと考えていますか
会社を大きくしていきたいですね。営業所増設や物流倉庫事業など実施して分社化も図っていきたいと思います。それだけ活躍できるステージがあるとスタッフも、もっと仕事に夢を持って取り組んでもらえるのではと考えています。そもそも、いち乗務員として入社した私を会社が管理業務へ配置転換してくださいました。さらに白山社長が私を役員に抜擢してくださった。この期待に応えたいと想い業務をしてきたことが今の私につながっています。乗務員時代には考えられない業務ですが今いるスタッフやこれから入ってくるスタッフにも「こういう道もあるんだ!」と道を示すこと、それが私の役目と捉えています。運送業という形態も時代の流れで変化してきています。その変化に取り残されないため、色々な取組みを進めていきたいです。最終的に働く人の希望に合わせられる会社にしてその人なりの幸せを形成出来る会社にしたいです。
入社を考えている方にひと言お願します
働きやすい職場環境へと変革しています。意見が言える会社、運送業界の地位向上に皆さんと共に成長していきたいです。社員のあらゆるニーズに応えられる働きやすさを追究して、社員のモチベーションを向上でき、成果を出す頑張った人に利益還元していく、結果として乗務員のご家族も喜ぶこんな会社を目指しています。きれいごとを言うつもりはないですが、運送業は決して楽な仕事ではありません。ですがその中でも自分なりの楽しみを見つけられる方はぜひ木津運送にお越しください。お待ちしています